流暢な太陽の談話室

私があまりに美しいから東京はこんなにも明るい

同床異夢

拝啓、親愛なる君へ。

君は私に君を愛させてはくれなかった。

「ぱーんちゅ!ぱーんちゅ!おぱーんちゅ!」

この言葉が今も耳に残る。心に響いた。この言葉に愛おしさを感じる私がおかしいのかな。


恋は落ちるものであり、するものではないが、落とすものではあると思う。

しかし、恋心が滲み出ると思い描いたユートピアは崩壊する。

あと少しで手の届く甘い果実は到底崩すことのできないバベルの塔へと姿を変える。

好意から嫌悪への変化は容易で一瞬だが、嫌悪から好意への変化は至極難解であり時間を要する。


君は私に恋って何なのか。好きとはどういう事なのか聞いてきたね。

それが分からないから今は付き合えないとも言ったね。

これが恋なのかと自覚してから恋をするのはいいと思うし当然のようにも思える。

でも、恋や好きという枠組みに当てはめることばかりに固執するのは故意と呼ぶべきだろう。

頭で考えても分からないなら感じればいい。

私が君を感じさせ、悦に浸らせよう。

言葉にもしたけど、確かにあの夜、君はこの感覚に溺れたはずだ。

それなのに君はもう私の腕の中にも隣にもいない。

どこか遠く見えるはずで見えない場所に消えていった。

しかし、儚い過去の恋慕に終わらせる気はない。

君は後になって気づく。

あのとき振り向いてればよかった、そんな後悔は与えないけれど。

私のところに踏み込めなかったのではなく、踏み込まなかった勇気と変えよう。

数年後、君はより私に相応しいお姫様になっている。

そうして戻っておいで。

垢にまみれた世の中

人には固有のバックグラウンドがあって、それぞれ色々な価値観をもってるよね。考えることや感じることも違う。同じものを見ても私と君では全く違うものを見てる。
色メガネを通して見た海は青くない。自分にとっては綺麗な色を見せるフィルターでも私たちからしたらただの垢だらけのレンズ。
「なんでおまえはそんなに偉そうなんだよ」ってよく言われるけど、偉そうなんじゃなくて偉いんだよ。
それが分からない時点で彼らは私が生きる人生においてモブキャラにしかなり得ない。自分の目に映るこの世界で1番の主役は自分自身。それ以外の大衆はただの共演者。その中でも結婚相手をメインヒロインとして採用したり親友を準主役にしてあげてるだけ。
君の描く世界の中で私は取るに足らない存在かもしれないけど、私の描く世界の中では君も取るに足らない存在なんだ。
だから価値観の押しつけって本当に不毛なんだよね。
常識ってさ、身についてて当たり前だと思われてるよね。でも、あえて常識を放棄している人もいる。常識にとらわれずに動くことは世間一般のルールに反しているようにも思えるけど、自分の選択肢を広げているんだ。
刺激を求める野心家を人は馬鹿と呼ぶけれど、見えないものを見ようとする勇者であり、それを嘲笑う者は愚者である。

気楽に素敵な世界を作ろうね。

自己紹介

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックス)

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こんにちは。

私は医学生だけど医学に関する内容はほんのちょっぴりに抑えて日常や私が普段考えていることを書いていこうと思う。

少しでも読んでよかったと思ってもらえれば嬉しいな。思わなかったらそう思えるように努力してくれ。

それじゃあまたね。おやすみ。